些細なことに苛立ってしまう
仕事に追われ心に余裕がなくなるとストレスが溜まってしまいます。不安感が強くなったり、イライラしがちになったりしますが、その気持ちは言葉や態度にも表れます。「こんなに忙しいのに楽しくお喋りしているなんて」と八つ当たりをしたり、ちょっとしたトラブルでもミスした人を必要以上に怒ってしまったりするようになります。その苛立ちは職場を離れたからといって消えるものではありません。帰宅後も引きずってしまうため、家族や子どもに優しく接することができず雰囲気を悪くしてしまいます。
ミスが増える
心に余裕がなくなると目の前の業務で手一杯になってしまい、簡単なミスを連発するようになります。ミスが多くなると自信がなくなってしまうため挽回しようとするでしょう。しかし、焦りから普段なら起こさないミスを起こしてしまうことがあります。それではかえって悪循環になってしまうだけです。ミスが増えたと感じたら少し休憩しましょう。休憩することで精神的に落ち着くため心にも余裕ができ、簡単なミスを繰り返すことはなくなるはずです。
冷静な判断ができない
余裕がなくなると目の前のことに気持ちがいってしまい、周囲の様子が目に入らなくなります。集中するのは悪いことではありませんが、余裕がない状態だとマイナスに働いてしまうことがあります。なぜなら、周囲の状況を判断できず間違った方向に進んでしまう可能性があるからです。
集中できない
心身が疲弊すると集中力も低下するため、何から手をつければよいのか考えがまとまらない状態になることがあります。この状態で仕事を続けても効率が落ちてしまうだけです。集中力を持続させるには適度にストレスを発散し、しっかりと休息することが大切です。
職場の雰囲気を悪くする
イライラしたり、ミスを連発したりしていると周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。心に余裕のない状態では周囲を気遣うことができないため、攻撃的な言葉を発したり、横暴な態度を取ったりする可能性があります。相手からそのような態度を取られたらどう思うでしょうか。嫌な気持ちになるだけなので距離を置こうとするでしょう。そのうち職場で浮くようになってしまいますし、職場の雰囲気を悪くするだけです。苛立った気持ちを周囲の人にぶつけることはやめましょう。
モチベーションが下がる
心に余裕のない毎日が続くと仕事そのものにも嫌気が差してしまいます。前向きな気持ちになれず辞めたいと思うようになり、実際に離職してしまう人もいます。
